僕は大学卒業後、社員数が4人から1000人規模の会社、合計7社で働いてきました。
(詳しくはコチラ)
当然、会社は、規模、社員数によって、仕事のしかた、人間関係の作り方、職場の雰囲気が違います。
そんな僕が「少人数の会社で働いて感じたこと」をまとめてみました。
30代パパが小規模会社に転職して感じた現実
いざ転職をしようと思った時、あなたは転職先として、どんな会社をイメージしますか?
今と似たような会社かもしれませんし、まったく違うタイプの会社を選ぶかもしれません。
僕自身の経験から言うと、30代以上の営業マンは、10人規模の少人数の会社を受けるのはかなりの覚悟が必要です笑
そう思った理由を、僕が実際に経験をしてきて感じたことを3つお伝えします。
1人に求められるスキルが高い
社員数が少ないと、1人の社員に求められるスキルが高く、仕事量も多くなります。
30代だから。営業経験あるから。役職付いてるから。(付けてるから)
スキルを求められて、その期待に応える自信のある人は良いと思いますけど中々数字が出ないときには難しいですよね笑
その点、社員数の多い会社であれば、1人にかかる負荷はある程度薄まります。
人も多ければ仕事に関する相談ができる人も多くなりますし、助かることが多いですよね!
“限られた予算で採用した人”をシビアに見る
少人数の会社はやはり採用にお金をかけています。
すごくシビアに見ていますので
〇〇万円もかけたんだから!という想いはすごいです。
実際に直接言われたこともありました。
なら、採用しなければいいのに・・・。
なんて、思っちゃいけないですけどね笑
すべて社長独自の価値観で進める
大人数だと色々な価値観があって、それが当然なんですけど
少人数の会社だと社長自身の良し悪しがすごく出ます笑・・・。
もう本当に、1回でも大手企業で働いていた人が、初めて社員数の少ない会社で働いてみると、
常識って、常識じゃないんだなあ、と感じるはずです。
僕も何回も、社長の言葉や行動を理解できず、頭を抱えて悩む日々を送りました。
大手でも社長側近で働いている人は、同じように悩むこともあるかもしれません。
とにかく、給与、仕事内容、決済ルート、入社退社、すべてが社長ダイレクトで決定していくことが
多いので、その辺は、そういうものなんだ、と受け止めていかないと、働けなくなります。
まぁでも、毎年信じられない数の会社が起業しては倒産していくこの乱世の世の中で少人数でありながら10年とかやってる会社の社長なので、すごい人だとは思います。
以上の3つが、
30代以上の営業マンは10人規模の少人数の会社を受けるのは
止めた方が良い理由です。
まぁなので、僕はあまり少人数の会社はおすすめしません笑
僕に合う会社はここ!
じゃあ、結局僕はどのような会社が合っていたのか。
僕は新卒のころ、
「大企業なんてつまらない」と思っていました。
「中小企業で、バリバリ働いて、自分の力を試してやる!」と決意していました。
そして、早12年・・・。
良くも悪くも、いろいろな経験をしてきました。
様々なタイプの7つの会社に入社し、働いてみてわかったことは、
僕には、
ある程度大きい会社=社員数の多い会社で働くことが合っている
ということです。
自分のなりたい理想像と、現実の自分のタイプは違うことが多々あるのです。
(理想を求めて成長していくので、違って良いのでしょうが)
ちなみに、現在の会社は僕に合っていると思います。
その理由は、以下の2つです。
会社経営状態が安定している
現在は上場企業ではありませんが、今のところホワイト企業と感じられる会社で働いています。
社員数は150人以上
部署もしっかりわかれていて福利厚生もきちんとしていて、上司や先輩を見ても、余裕があります。
気持ちに余裕があるからか、男女ともに穏やかで優しい人が多いと感じます。
その根底にあるのは、”会社の経営が安定している”ことです。
急に翌月の給与額ががくんと減る、等の心配はないです。
一社員の僕が気楽に働けているのは、ある程度、会社全体に余裕があるからです。
(金銭的余裕が気持ちの余裕につながっています)
金銭的に余裕のある会社だからか、周りの社員の皆さんはスーツやヘアスタイルがオシャレな人が多いです。
僕もそれに影響されて?ヘアスタイルに気を使うようになりました(笑)
すごく高い給与をもらっているわけではないですし、通勤もどちらからというと遠いですが会社自体に余裕があるって、大事だな、と実感しています。
しかも、以前から取りたいと思っていた資格を、受験料会社もちで取らせてくれるのです。
・安心して働ける
・長く働きたいと思える
・自分の成長を実感できる
今まで勤めてきた会社の中で、1番気楽に働けています。
やりたいことができる雰囲気
仕事のやり方や、部署を良くしていくための会議で、いろいろなアイディアを出すと、基本的に賛成をしてもらえます。
自分の意見を肯定してもらえると、やる気が出るし、応援してくれたからそれに応えたい!と、仕事への熱意が高まります。
自分発信なので、自然と責任感、使命感につながり、仕事が楽しくなってくるのです。
これは、僕が最初の1社で働き続けていたらわからなかったことでした。
転職活動は、自分を知る大事な経験
意外と、しかたない、しなければならない、に縛られて会社選びをしていることが多いと思います。
でも一度、本音で自分と向き合って
本当はどんな会社ではたらきたいのか
自分のタイプに合っているのか
考えてみてもいいかもしれません。
これから転職先を見つけるに当たり、ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
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